人妻に性的な魅力を感じる男性は少なくありません。
情事に憧れるだけならまだしも、実際に出会い系サイトを使って不倫行為に及ぶ人も少なくないといいます。人妻と関係を持つことは、とても危険な行為です。
ある意味、18歳未満の児童と関係を持つことに匹敵するほど危険な場合があります。たとえ、相手になってくれる人がいたとしても、不倫はおすすめできません。
出会い系サイトで、人妻と親しくなるリスクを考えてみましょう。
人妻と出会いたい願望
よその奥さまが魅力的に見える気持ちはよくわかります。独身女性とはまた違う、何か性的な魅力に溢れています。
人妻と出会いたい気持ちは、性的な関係を持ちたいという気持ちそのものではないでしょうか。
ただ、人妻と出会い、性的な関係を持つことは、非常に大きなリスクが伴うことを知っておいてください。
人妻の体に溺れるのは一時的なことにすぎません。その後の人生を台無しにしてしまうリスクを考えれば、代償はあまりにも大きく、避けるべきといいたいのです。
実際、後にトラブルとなり、裁判沙汰になる例は少なくありません。裁判沙汰ならまだしも、悪い相手だと事件になることすらあります。
一時の性欲のために、大きなリスクを取るのは馬鹿げています。どうしても、出会い系で人妻と知り合いたい方に、具体的なことを知ってください。
人妻との肉体関係は、ハイリスク・ノーリターンです。
人妻と付き合いたいなら、これから書くことを頭に入れてからでも遅くはありません。
慰謝料を請求されるリスク
人妻と肉体関係を持つことは「不倫」であって、民法では「不貞行為」です。多くのケースでは、一度だけの関係では済まずに、二度、三度と繰り返されることになります。
性交しなくても、性交類似行為（キスをするとか、お互いの性器をさわるとか）でも不貞行為とみなされます。
不倫をしたからといって刑事罰が下されるわけではありませんが、民法では不貞行為は違法であり、損害賠償の対象になり、いわゆる「慰謝料」を人妻のダンナから請求される恐れが大きいのです。
証拠が一つでもあれば、裁判では必ず負けるでしょう。慰謝料の相場は、100万円～300万円ですが、事情によっては300万円を超える場合もあります。
300万円も払うくらいなら、風俗に行ったっていいじゃないですか。家族と海外旅行にだって行けますよ。性欲を満たす目的で人妻と関係を持つために、数百万円の慰謝料を払う覚悟がありますか。
不倫の裁判例
不倫の裁判例は、ググると実例がいくらでも出てきます。
外泊２回で200万円のケース
妻と婚外男性が外泊を伴う不貞行為を２回行った。
夫婦関係は破綻し，修復の目処が立っていない
請求は700万円だったが判決は200万円
（東京高裁）
教員同士が20年も不倫関係のケース
夫と婚外女性が20年に渡り不倫関係だった
２人は公立学校の教員同士
請求は1200万円だったが判決は300万円
（大阪地裁）
職場内不倫のケース
夫と婚外女性の不倫
二人は職場の同僚だった
二人は「再婚した夫婦」のようにふるまっていた
請求は2200万円だったが判決は220万円だった
（東京高裁）
不倫発覚後も関係を継続したケース
夫と婚外女性
不倫発覚後も不貞行為を継続
関係期間は１年８カ月
不貞行為は10回以上
不倫が原因で夫婦関係は破綻した
判決は200万円
（東京地裁）
不倫相手が女医で資力があったケース
夫と婚外女性
妻と婚外女性はともに医師
不倫発覚後、妻は相手に複数回止めるよう求めたが相手は不貞行為を継続
関係期間は２年３カ月
不貞行為は10回以上
夫婦の婚姻関係は破綻した
判決は300万円
（東京地裁）
これらは氷山の一角に過ぎません。きっかけが出会い系の場合は、不倫の機会がぐんと増えるので本当に自制心が必要です。
社会的制裁を受けるリスク
昔なら不倫が職場に知られたとしても、個人のことだからといって話題にすることは避けられていました。
でも、今は時代が違います。職場の信用を落としたという理由で懲戒処分を受けることさえあります。
今はSNSもありますし、関係者から誹謗中傷を受ける恐れだってあります。
ネットに実名でも書かれたら、名誉毀損などと言う前に恥ずかしい行為が全国に知られることにだってなりかねません。
役職のある方だったら、職場を辞める羽目になるかもしれません。
不倫で謹慎処分を受けるのは、政界や芸能界だけではありません。個人だって、いつ何時、人妻との恥ずかしい行為が世間に知れ渡るかもしれないのです。
不倫した本人は仕方ないとして、奥様や子どもたちにまで汚名が着せられるかもしれません。それでも不倫する覚悟はありますか。人妻との出会いはおすすめしません。
人妻が美しく見えるのは錯覚
隣の芝生は青く見えるといいますよね。人妻だって、近くでよく見れば普通の女性だということに気がつくでしょう。
それでも肉体関係を持ちたいと思うのは、性欲のスイッチが入っただけなのです。終わってみれば、もうやめておこうと後ろめたく思うでしょう。
出会い系で「人妻」と書いている人は、40代から50代が多いです。中には20代の方もいるかも知れませんが、極めて稀です。
中年女性で、美人でスタイルが良くて、あなたと話が合って、セックスできる女性が簡単に見つかる確率は低いと思いませんか。
今の40代や50代は確かに昔よりずっと若いですが、大きなリスクを負ってでも関係を持ちたいでしょうか。それよりは、若くて可愛い独身女性を探すほうがずっと楽じゃないでしょうか。
事件になることもある
不倫の話は、今も昔もゆすりのネタになります。あなたと肉体関係を持った人妻や、自称そのダンナ、内縁の夫、兄弟と名乗る人物などから、SNSに書くぞと脅されて金銭を要求されることがあります。
あなたには、不倫関係を持ったという後ろめたさから、誰にも相談することができずに言われるままに金銭を支払ってしまうかも。
ゆすりは、一度味をしめたら、もうこれ以上金を取れないというところまで吸い尽くしてきます。不倫の挙げ句に、万一にでも金銭を要求されたら、暴力沙汰になる前に警察に相談しましょう。命は一つしかありません。
人妻との付き合いはセックス抜きで
人妻はみんなセックスに飢えていて肉体関係を望んでいると考えるのは、あなたの思い違いです。
そういう人も確かにいますが、意外と多いのが、姑や夫、会社の愚痴を誰かに聞いてもらいたい人です。
彼女たちは、SNSで愚痴るより人に聞いてもらうのが一番スッキリします。
男は、下心があるから、「どれだけでも聞くよ」とちやほやしてくれますから、それだけでも人妻は慰められるのです。
それから、プレゼントや食事を狙っている女性もいます。
食事に誘えば、ノリがよく出てきてくれたりしますが、こういうタイプは食事が終わればその先はありません。「これから友達と約束があるの」とか言われてそれまでです。
次の約束を取るためにプレゼントを用意する男性も意外と多いのですが、お金目当ての人は、その先に進むことはめったにありません。
あと、ポイント狙いのキャッシュバッカー（CB）にも注意しましょう。メールを読んだり登録したプロフを男性に読まれるだけでポイントがもらえる出会い系サイトがあります。
人妻といわれて何度もメールのやり取りをしただけで、誘いには決して応じないCBを「職業」にしている人がいます。
人妻とはセックス抜きにしておきましょう。いろんな女性と楽しくおしゃべりすることは、女性が今興味を持っていることや悩んでいることがわかり、それはそれで話のネタになります。
それでも不倫はなくならない
それでも人妻を求める男性は多いのです。たまたま出会い系を使って人妻と知り合って、関係を持つことに成功したとして、一度でやめられないのが男です。
滅多にないチャンスだから、知り合った一人の女性と何度でもしたい。できればセフレになりたいと言うのが本音でしょう。
でも、関係が長引けば長引くほど、これまで書いてきたようなリスクが高くなっていきます。本能を無理に抑えてでも、早く交際をやめましょう。
メール、電話、LINEなどのSNS。一度でも使えば、これらがすべて証拠として残ります。その気になれば証拠はいくらでも表に出ます。
ホテルに一緒に入った証拠写真がなくても、これらの会話記録は十分な証拠になることを知っておいてください。
関係する期間が長いほど、付き合い方が親密な関係になるほど、慰謝料は高くなります。会社にバラすといわれて示談にすると、気が遠くなるような金額を提示されます。
人の奥さまに手を出すということは、想像以上に取り返しのつかない事態に発展していくことがあることを知っておいてください。
人妻と出会うには
ここまで書いても、それでも人妻と出会いたいという男性は多いでしょう。平日の日中に時間が取れるのなら、フィットネスクラブやスイミングスクールに行くのも出会いのチャンスがあります。
同じ趣味や同好会に参加するのも、出会いの機会を増やす方法です。普段から顔を合わせていれば相手の警戒心も緩みますし、お茶や食事に誘って仲良くなっていくこともできます。
ただ、親しくなれるまでに何カ月かの時間がかかりますし、適当な相手がいない場合も多いです。
チャンスを増やすためには、出会い系の利用は確実だと思います。きちんと管理されたサイトならサクラもいないですし、少数だと思いますが、割り切った出会いを求めている方がいるのも事実です。
ハッピーメールやイククルは、30代以上の女性の登録も多いので、人妻と出会うのもそれほど難しくないかもしれません。
いいタイミングで人妻と出会えたとしても、その後はあなたの誘い方次第です。でも、くれぐれも深入りは禁物ですよ。
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